【FX】押し安値・戻り高値を画像で徹底解説!

FXテクニカル分析

FXを勉強しているとよく耳にするのが「押し安値・戻り高値」というワード。

安値・高値なら分かるけれど、それと一体何が違うのでしょうか?

この記事では、チャート図解つきで分かりやすく簡潔に解説していきます!

  • この記事では、押し安値・戻り高値の見つけ方が分かります
  • トレンドの見つけ方・その終わりも分かるのでぜひ最後までご覧ください

押し安値・戻り高値の定義

押し安値
戻り高値

相場が、このような状態のときを押し安値・戻り高値といいます。

押し安値・戻り高値は、相場の押しの際の安値、戻りの際の高値のことをいいます。

この押し安値・戻り高値が相場分析において非常に有効に働きます。

次はチャート画像で見つけ方を説明していきます。

押し安値・戻り高値の見つけ方

押し安値の見つけ方

戻り高値の見つけ方

  1. まず上昇(下降)を見つける。
  2. 止まったのを確認。(高値・安値になる)
  3. 押し(戻り)を形成した後、高値(安値)を抜けていく
  4. 高値(安値)が更新されたのを確認できたら、先ほど形成された押し(戻り)を押し安値(戻り高値)と定義する。

押し安値・戻り高値は、画像で解説したように後付けで定義し発見します。次はまっさらなチャートから押し安値・戻り高値を見つけていきましょう。

押し安値・戻り高値をチャートから見つけてみましょう

それでは、押し安値・戻り高値をまっさらなチャートで見つけていきましょう。

まっさらなチャートを見た後に、矢印ありのチャートで確認するという流れで見ていきたいと思います。まずは、先ほどご紹介した押し安値・戻り安値の見つけ方を参考に見つけてみてください。

まずはまっさらなチャートから

矢印なし上昇チャート
矢印なし下降チャート

上が押し安値、下が戻り高値を発見するための画像になります。

どれが押し安値(戻り高値)になるか、見つけられたでしょうか?

それでは、次で答え合わせをしていきます。

押し安値・戻り高値を確認

押し安値
戻り高値

押し安値・戻り高値がこれだけ発見できました。

このようなキレイに押し安値・戻り高値が続いていく相場はなかなかありませんが、これだけ見つけられるようになるとトレードチャンスは増えますね。

このような相場をトレンド相場といいます。押し安値(戻り高値)が見つけられると相場がトレンドなのかどうかの確認にも使えます。

押し安値・戻り高値の圧倒的メリット

押し安値・戻り高値が発見できることによって、チャートを分析するうえで圧倒的な2つのメリットを得られます。

1.トレンドの継続把握ができる

2.トレンド転換が分かる

この2つのことが分かることで、相場分析において非常に大事な目線の固定がしやすくなります。

相場のトレンド継続把握

相場には「押し安値・戻り高値」を確認し続けることができれば、トレンドは継続されるという性質があります。 先ほど見た2つのチャートは、どちらもトレンド相場でした。

これはダウ理論という相場分析理論の、「トレンドは明確なシグナルが発生するまで継続する」という考えを利用しています。気になる方は記事がありますので、ぜひご覧ください。

ダウ理論に関しての記事はこちらになります。ご参考にお願いします。

相場の転換点が分かる(チャートで確認)

上昇トレンドの終わり

上昇トレンドの終わりのサインは、画像のように押し安値を下抜けることです。下降トレンドも同じで、戻り高値を上抜ければ終わりとなります。

トレンドの継続が押し安値(戻り高値)が確認され続けることでした。反対に押し安値・戻り高値が形成されない、もしくは押し安値(戻り高値)が下抜ける(上抜ける)ことが起こればトレンド転換と見なすことができるのです。

トレンドが終わったことで、この相場ではノントレンド状態になりました。トレンドが終わったことが分かれば、トレンド戦略を一旦やめて静観に徹することができます。

環境認識に関しての記事はこちらになります。ご参考にお願いします。

まとめ

押し安値・戻り高値に関して説明していきました。

これを相場で見つけられるようになると、勝率が格段にアップします。

是非参考にしてみてください。


相場分析の方法が分かれば、あとはトレードをしながら練習をしていくだけです。

練習方法に関する記事はこちら。

また、トレードで利益を出していくには口座開設をする必要があります。

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